SISのオリジナル研修について、一般社団法人日本プロフェッショナル販売員協会(JAPAN SALES PROFESSIONALS ASSOCIATION・略称JASPA)清水様にお話を伺いました。
Q.SIS齋藤にどんな印象をお持ちですか?
JASPA清水様(以下、清水様):非常に気さくな方で、はじめて会ったときから、話しやすく、相談しやすかったです。
門戸が広い雰囲気で、ものすごく受け入れられる感じがありましたね。
Q.なるほど。それは事務局として、でしょうか? 受講生の皆さんが受ける印象でしょうか?
清水様:両方の意味ですね。事務局として受講生の目で見てあげないといけないので…。齋藤さんは、お高くとまるようなところが全くないですね。
JASPAでお願いしている「CRM」というテーマは、現場の人にとって、とっつきにくくて、苦手意識があります。講師が現場から離れた話をされると、参加する皆さんから敬遠されるのでは…という懸念がありました。
齋藤さんの話は、現場の人たちが非常に聴きやすく、入りやすい。現場がよくわかってらっしゃる。顧客のデータを管理して、データ分析して云々という話を、「お客様をどうやって作っていくか」という表現でお話いただけるのは、ありがたかったです。
Q.最近、齋藤にご依頼いただいた「ファン育成」というテーマですが、これからも大事になってくると思われますか?
清水様:販売の現場にとって、一番大きな変化は、ECが台頭していることです。今後、AIがいろんな場面で使われていくと思います。お客様の購買方法が変化するなか、ただ単純にお客様との関係を築くというわけにはいかないと思います。
どういう意識を持って、どうお客さんと接しなきゃいけないのか、ファンにしていくのか、非常に重要なところです。
JASPAの会員企業様のように、人による接客が大事な企業では、「コンサルテーション」をベースに、人の深いニーズを聞いて、それに合った商品・使い方をご提案する。その過程で購買そのものをお楽しみいただくことが大切です。
これからの時代の「ファン作り」を意識して、取り組んでいかないと、時流に取り残される危険性がありますね。
Q.JASPAについて教えてください。
清水様:販売員の皆さんの地位がもっと向上し、販売という仕事が、本当に大切な、やりがいのある仕事だということを、多くの皆さん分かってもらいたいと考え、2016年に設立されました。現在、全国の主要な百貨店のほとんど、多くのブランド企業が入会されています。大きく3つの活動をしています。
一つ目は、販売の皆さんのトレーニングです。会員各社様のトレーニングを補完する、数年後にボディーブローのように効いてくるようなトレーニングです。
例えば、バレエや歌舞伎、絵画を鑑賞する教養系のトレーニングです。ポイントなどを事前にレクチャーしてもらってから観るようにしています。
販売の皆さんが内面的に豊かになることによって、お客様にも、よりハッピーな時間を過ごしていただくことがねらいです。齋藤さんに依頼している「CRM」「ファンづくり」などのスキル系のトレーニングも行っています。
二つ目は、JASPAセールスプロフェッショナル資格制度です。
販売の技術はもちろん、マインド、商品知識、一般常識をバランスよく兼ね備え、どこでも常に好業績を記録できることをJASPAのセールスプロフェッショナルとして定義しています。2020年に始まり、昨年35名の資格者を輩出いたしました。
三つ目は、PR活動です。
チアアップというウェブサイトを運営しています。販売にまつわる色々なヒントや情報、販売員の方へのインタビューを発信しています。これから販売員を目指す方が増えていただきたいと思っています。
JASPA清水様ありがとうございました。
一般社団法人日本プロフェッショナル販売員協会(JASPA)
https://jasp-association.jp/
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